流量制御
流量制御は、システムの安定運用のために要求されるインターフェースの数を制御する機能である。
流量制御登録
ポリシーを適用するインターフェースや、機関別/システム別の業務情報にその流量制御IDを設定する。 各設定画面ごとに対応する流量制御方式は下記のとおりである。
設定画面 | 対応する流量制御方式 |
---|---|
System Business Information | Rate、High water mark |
Institutional Business Information | Rate |
Online Interface | Rate |
構成項目
☑基本情報
- Throttle Type : 流量制御方式は
処理件数
方式と同時処理件数
方式がある。 下の流量制御の種類を参照する。 - Stop Policy : 処理件数や同時処理件数方式で流量制御を行う時に処理できる取引量を超えた場合、当該取引を中止するかどうかを選択する。
流量制御の種類
Rate
一定時間内の最大処理件数で制御する方式である。 下記のように、60秒間に10件を処理できると登録すると、60秒以内に入ってきた11番目からは送信されずにエラー処理される。
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High water mark
時間に関係なく同時に処理する最大件数(応答を受ける前)に制御する方式である。 下記のように、同時処理件数が10件と想定すると、現在10件を処理中の場合、11番目の要求は送信されずにエラー処理される。
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