エンジン安定性のための制御
BXIには、連携対象システムの安定性のための流量制御だけでなく、BXI エンジンの安定した運用のための制御にも対応している。
ゲートウェイコンポーネントであるイベントバスの制御と、HTTP Callbackの数、HTTP要求件数、を基準にした制御が可能であり、各制御方法に対する詳しい説明と設定方法は、下記のとおりである。
イベントバスの制御
イベントバス制御は、チャネルから受信したトラフィックの負荷による、BXIエンジンの障害を防止するために使用され、イベントバス処理スレッド数
とイベントバスバックログ
値を設定することができる。
下記は、ゲートウェイコンポーネントのイベントバスの制御設定方法である。
${BXIHOME}/config/ApplicationContext.xml
<bean id="externalEventBusConfiguration" class="bxi.connect.event.EventBusConfiguration">
<constructor-arg index="0" type="int" value="64"/>
<constructor-arg index="1" type="int" value="512"/>
</bean>
<bean id="internalEventBusConfiguration" class="bxi.connect.event.EventBusConfiguration">
<constructor-arg index="0" type="int" value="64"/>
<constructor-arg index="1" type="int" value="512"/>
</bean>
<bean id="restEventBusConfiguration" class="bxi.connect.event.EventBusConfiguration">
<constructor-arg index="0" type="int" value="64"/>
<constructor-arg index="1" type="int" value="512"/>
</bean>
HTTP Callbackの数を基準にした制御
HTTP Callbackの数を基準にした制御は、BXIエンジンから非同期方式で送ったHTTP要求に対するCallbackの数を管理し、継続する要求により発生したCallbackの累積により、BXIエンジンのメモリーが不足する現象を防止するために使われる。
Setting > System Parameter Setting
のHTTP_CALLBACK_REQUEST
で設定する。
HTTP要求件数を基準にした制御
HTTP要求件数を基準にした制御は、BXIエンジンが受信したHTTP要求件数を管理し、応答を適時に処理できないため発生する可能性がある、BXIエンジンのメモリー不足現象を防止するために使われる。
Setting > System Parameter Setting
のHTTP_REQUEST_THROTTLE
で設定する。