ログ管理
ロギング方式
ローカルロギング
インスタンスがオンラインインターフェースを処理しながら、直接DB/ファイルにログを格納する。 オンライン取引量が多くない場合に使用する。
リモートロギング
オンラインインターフェース処理時に発生するログデータを、非同期でロギングする方式である。 オンライン取引量が多い場合、インターフェース処理の性能向上のために使用される。
Node Management > Instance Informationに、ロギングインスタンスを登録して、実行中の状態の場合にリモートロギングでき、リモートロギング時、BXIは、ログデータをApache Kafkaに送り、非同期で処理する。
ロギングインスタンスは、オンラインインスタンスと同じノード内に起動することもできるが、オンラインインスタンスと別のノードに起動することもできる。 この時、ロギングインスタンスがあるノードを、kafkaサーバーに別途起動する必要がある。
設定
システムパラメータに関する設定を行う。
| 設定キー | 内容 | デフォルト値 |
|---|---|---|
| LOG_POSITION | ロギング方式をローカル/リモートの中から、設定できる。 | Local |
| LOG_KAFKA_SERVERS | Kafkaメッセージ管理サーバーのIPアドレス(brokerサーバーIP)であり、クラスタを構成する際に,で区切って登録する。 | localhost : 9092 |
ログの種類
オンラインインターフェースのログは、送受信ログ、取引ログ、統計ログ、エラーログがある。
送受信電文ログ
ゲートウェイコンポーネントおよびルーターで、入出力電文を記録するログである。
ログファイルの記録媒体は、Setting > System Parameter SettingのLOG_TYPEで設定し、有効値は下記のとおりである。
| 設定値 | 内容 |
|---|---|
| DB | DBに記録 |
| FILE | FILEに記録 |
| ALL | DB、FILEをすべて記録 |
右の連携対象を要求するケースを基準に、区間別にロギングするかどうかを設定する場合、下記のとおりである。| 設定キー | 内容 |
|---|---|
| BZI | ルーター入力電文のロギングを使うかどうか |
| BZO | ルーター出力電文のロギングを使うかどうか |
| IGI | 要求入力電文に対するロギングを使うかどうか |
| IGO | 要求出力電文に対するロギングを使うかどうか |
| OGI | 応答入力電文に対するロギングを使うかどうか |
| OGO | 応答出力電文に対するロギングを使うかどうか |
特定ルーターの区間別にロギングを使うかどうかは、Flow Management > Router Informationで、ルーター別に定義できる。
取引ログ
オンラインインターフェース処理の結果ログで、Setting > System Parameter SettingのTX_HISTORY_YNによって作成するかどうかを決定する。
当該ログを作成しなかった場合、Log Monitoring > Transaction History画面でログを照会できない。
特別な場合でない限り、Yに設定する。
統計ログ
オンラインインターフェースの処理件数やエラー件数、正常件数の統計情報で、Setting > System Parameter SettingのSTATISTICS_YNによって作成するかどうかを決定する。
当該ログを作成しなかった場合、統計状況画面が使用できない。
エラーログ
エラーおよびシステム重要情報(コネクション接続、終了など)を記録するログで、エラーログは、システムおよびエラー追跡のための重要情報として常に記録される。