設定
Interface Management > Batch Interface
で登録する。 インターフェースID、インターフェース名は、インターフェースを識別できる値で設定する。各構成項目に関する説明は、下記のとおりである。
構成項目
☑ 基本情報
- Interface Type : DB to DB
- Error Policy : エラー時終了(Stop)、エラーを無視して続行すること(Skip)に関するポリシー
- PrePostProcessor Program ID : バッチ実行前後に実行するカスタマイズプログラム
☑ スケジュール情報
実行するスケジュール情報。当該スケジュール情報は、Node Management > Schedule Instance Relation Information
に登録する。
登録しただけでは実行されず、動的反映
、および再起動
を行いてはじめてスケジュールが実行される。
☑ From To
- Source Agent Group Use Y/N : ソースエージェントグループを使用するかどうかを選択する。
Used
の場合はエージェントグループID、使用しない
の場合はデータソースIDを設定する。 可用エージェントをロードバランシングするために使用する。(現在ラウンドロビンのみ対応) - Source Data Source : SELECT文を実行するデータソース
- Target Agent Group Use Y/N : ターゲットエージェントグループを使用するかどうかを選択する。
Used
の場合はエージェントグループID、使用しない
の場合はデータソースIDを設定する。 可用エージェントをロードバランシングするために使用する。(現在ラウンドロビンのみ対応) - Target Data Source : INSERT / UPDATE / DELETE文を実行するために接続できる情報が登録されたデータソースを選択する。
☑ 処理基準情報
- Process SQL Type : 処理区分カラムに区分してSQLを実行するか、元帳データを処理するかを区分する。
- Process Date Column Name : SQL実行後に処理結果を保存する時、SQLを処理した時間を保存するカラム名を入力する。
- Process ID Column Name : SQL実行時にエンジンで作成したGUIDを保存するカラム
- UUID Column : SourceテーブルのRowを識別できるカラム
- Processing Status Column : SQL実行後に実行した処理結果がY/Eと記録される。
- Processing Classification Column : TargetテーブルのSQLを区分するカラムであり、C/U/D値に応じてSQLが実行される。
- Commit Count : SelectのFetch件数およびコミット単位である。 例えば、100を登録すると100件単位でデータをFetchしてTo SQLを処理した後にコミットする。
- Target Old Data Delete Y/N : Targetテーブルのデータ全体を削除後にSQLを実行するかどうか
☑ SQL Query
- From SQL : Source DBのデータを読み込むためのSelect SQLを登録する。
- To SQL : 送信されたデータを処理区分に合わせて処理するInsert/Update/Delete SQLを登録する。
caution
From SQLの結果をTo SQLでデータを転送するために、From SQLの結果カラム名とTo SQLのbind変数名が同じでなければならない。
info
DBMSごとに、カラムの大文字・小文字をそれぞれ別に認識することに要注意。 例えば、Oracleは必ず大文字を使用する必要がある一方、Postgresは小文字を使用する必要がある。
APtoBatchを使用する場合の動的パラメータ適用方法
1. selectParamを使用する要求電文レイアウトを登録

2. 要求電文レイアウトにselectParam
と1番のレイアウトを登録

3. バッチインターフェースのSelect SQLに使用するパラメータを反映

パラメータはコロン(:)を基準に左は要求値、右はデフォルト値を意味する。 上の例では、要求電文に
sysdate
がある場合はその値が、ない場合はPASSWORD=(SELECT TO_CHAR(SYSDATE, 'YYYYMMDD') FROM DUAL)
と反映される。