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Version: 3.4.4

設定

DB to DBインターフェースは、Interface Management > Batch Interfaceで登録する。 インターフェースID、インターフェース名は、インターフェースを識別できる値で設定する。

各構成項目に関する説明は、下記のとおりである。

構成項目

☑ 基本情報

  • Interface Type : DB to DB
  • Error Policy : エラー時終了(Stop)、エラーを無視して続行すること(Skip)に関するポリシー
  • PrePostProcessor Program ID : バッチ実行前後に実行するカスタマイズプログラム

☑ スケジュール情報

実行するスケジュール情報。当該スケジュール情報は、Node Management > Schedule Instance Relation Informationに登録する。 登録しただけでは実行されず、動的反映、および再起動を行いてはじめてスケジュールが実行される。

☑ From To

  • Source Agent Group Use Y/N : ソースエージェントグループを使用するかどうかを選択する。 Usedの場合はエージェントグループID、使用しないの場合はデータソースIDを設定する。 可用エージェントをロードバランシングするために使用する。(現在ラウンドロビンのみ対応)
  • Source Data Source : SELECT文を実行するデータソース
  • Target Agent Group Use Y/N : ターゲットエージェントグループを使用するかどうかを選択する。 Usedの場合はエージェントグループID、使用しないの場合はデータソースIDを設定する。 可用エージェントをロードバランシングするために使用する。(現在ラウンドロビンのみ対応)
  • Target Data Source : INSERT / UPDATE / DELETE文を実行するために接続できる情報が登録されたデータソースを選択する。

☑ 処理基準情報

  • Process SQL Type : 処理区分カラムに区分してSQLを実行するか、元帳データを処理するかを区分する。
  • Process Date Column Name : SQL実行後に処理結果を保存する時、SQLを処理した時間を保存するカラム名を入力する。
  • Process ID Column Name : SQL実行時にエンジンで作成したGUIDを保存するカラム
  • UUID Column : SourceテーブルのRowを識別できるカラム
  • Processing Status Column : SQL実行後に実行した処理結果がY/Eと記録される。
  • Processing Classification Column : TargetテーブルのSQLを区分するカラムであり、C/U/D値に応じてSQLが実行される。
  • Commit Count : SelectのFetch件数およびコミット単位である。 例えば、100を登録すると100件単位でデータをFetchしてTo SQLを処理した後にコミットする。
  • Target Old Data Delete Y/N : Targetテーブルのデータ全体を削除後にSQLを実行するかどうか

☑ SQL Query

  • From SQL : Source DBのデータを読み込むためのSelect SQLを登録する。
  • To SQL : 送信されたデータを処理区分に合わせて処理するInsert/Update/Delete SQLを登録する。
caution

From SQLの結果をTo SQLでデータを転送するために、From SQLの結果カラム名とTo SQLのbind変数名が同じでなければならない。 DB to DB SQL作成の例

info

DBMSごとに、カラムの大文字・小文字をそれぞれ別に認識することに要注意。 例えば、Oracleは必ず大文字を使用する必要がある一方、Postgresは小文字を使用する必要がある。

APtoBatchを使用する場合の動的パラメータ適用方法
1. selectParamを使用する要求電文レイアウトを登録
2. 要求電文レイアウトにselectParamと1番のレイアウトを登録
3. バッチインターフェースのSelect SQLに使用するパラメータを反映

パラメータはコロン(:)を基準に左は要求値、右はデフォルト値を意味する。 上の例では、要求電文にsysdateがある場合はその値が、ない場合はPASSWORD=(SELECT TO_CHAR(SYSDATE, 'YYYYMMDD') FROM DUAL)と反映される。