メインコンテンツまでスキップ

エンジンのディレクトリ構造

エンジンのディレクトリ構造は下記のとおりである。

${BXIHOME}
|-- bin
|-- config
|-- generation
|-- kafka
|-- libs
└─- logs

1. bin

エンジンの実行/終了ファイルが置かれているディレクトリである。ディレクトリ内に含まれているファイルは下記のとおりである。

ファイル名説明
startup.shエンジンを実行するためのスクリプト
shutdown.shエンジンを終了するためのスクリプト
container.shエンジンの単位モジュールのインスタンスを実行するためのスクリプト。startup.shでエンジンを起動した後、内部的に当該スクリプトを呼び出すため、管理者は状況によって当該shellを使用する。

2. config

エンジンで使用する基本環境設定ファイル、およびログ設定ファイルが置かれているディレクトリである。 ディレクトリ内に含まれているファイルは、下記のとおりである。

ファイル名説明
ApplicationContext.xml基本スプリング環境設定ファイル。DB接続情報などを設定する。
bxi.propertiesエンジンを実行する時に必要な基本環境設定ファイル
infinispan-tcp.xmlMCIで使用するEmbedded InfinispanのTCP方式の基本環境設定ファイル
log4j2.node.xmlノードがロギングを実行する環境設定ファイル
log4j2.instance.xmlインスタンスがロギングを実行する環境設定ファイル
quartz.propertiesシステム情報モニタリングおよびスケジュールを実行する環境設定ファイル
security.keyエンジンで暗号化が必要な場合、使用する暗号化キーを設定するファイル
specialword.propertiesユーザープログラムを利用した特殊な電文変換が必要な場合に使用する。

3. generation

カスタマイズに使用するユーザープログラムが置かれているディレクトリである。

4. kafka

Kafkaディレクトリである。 Kafkaを利用したリモートロギングが必要な場合のみ使用し、ディレクトリ内の重要なファイルは下記のとおりである。

ファイル名説明
config/server.propertiesKafkaの環境設定ファイル
config/zookeeper.propertiesKafka実行に必要なZookeeperの環境設定ファイル
bin/zookeeper_start.shZookeeperの実行スクリプト。Kafkaを実行するためにZookeeperを先に実行する必要がある。
bin/kafka_start.shKafkaの実行スクリプト
bin/create_kafka_topic.shエンジンで使用するKafkaトピック作成のスクリプト

5. libs

エンジンの実行時に使用される、ライブラリディレクトリである。ディレクトリファイルは下記のとおりである。 | ファイル名| 説明| |----------|----------| | bxi.api-{version}.jar| BXIサービスをインターフェースで提供するライブラリファイル| | bxi.batch-{version}.jar| BXIバッチインスタンスで使用されるライブラリファイル| | bxi.common-{version}.jar| BXIサーバーで使用される共通のライブラリファイル| | bxi.connect-{version}.jar| BXIコネクション(通信)作業を行うライブラリファイル| | bxi.eai-{version}.jar| BXI EAI作業を行うライブラリファイル| | bxi.extension-{version}.jar| BXIカスタマイズ・ライブラリファイル| | bxi.instance-{version}.jar| BXIサーバーの実行およびノードで使用されるライブラリファイル| | bxi.logging-{version}.jar| BXIロギング作業を行うライブラリファイル| | bxi.online-{version}.jar| BXIオンラインインスタンスで使用されるライブラリファイル| | bxi.parser-{version}.jar| BXI電文のMarshall/Unmarshallを行うライブラリファイル| | その他| Apache Camel、Nettyなど、BXIが動作するための3rd Partyライブラリファイル|

6. logs

エンジンの実行ログファイル作成、保存されるディレクトリである。 作成されるファイル名は下記のとおりである。

note
  • ノードログファイル名 : Bxi_{ノード名}.log
  • インスタンスログファイル名 : Bxi_{ノード名}_{インスタンス名}.log
  • ログ日付に応じてYYYYMMDDのsuffixバックアップファイルを作成