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実行環境

BXI起動時には、1つ以上のノードが必要である。

1つのノードは複数のインスタンスを管理することができる。この書では、ノードとインスタンスを定義し、各インスタンスの管理のためにノードとの関係を設定する方法を説明する。 これに関する詳しい情報は、エンジンコンポーネントを参照する。

ノード情報

Node Management > Node Informationでノードを登録する。

ノード情報は、BXIが実行されるエンジン情報である、ノードIP、ホスト名などの情報を管理する。マルチノードで構成すると、実行モードから、ActiveノードとBackupノードを指定でき、Fail-Over機能を提供する。

アドミンポート番号およびヘルスチェックポート番号は使用できるポート番号を割り当て、ログファイル位置が入力されなかった場合は、システムパラメータのLOG_FILE_PATHが指定される。

tip

マルチノードを構成するためには、まずアクティブノードを登録した後、バックアップノードを登録する必要がある。 実行モードをActiveに設定したノードを登録した後、Stand Byに設定したノードを登録する。

登録したバックアップノードは、Backup Condition回数だけヘルスチェックした後、応答がない場合にFailoverされる。

インスタンス情報

Node Management > Instance Informationでインスタンスを登録する。

インスタンス情報では、インスタンス名、インスタンスタイプなどの基本情報と、ヘルスチェック情報を管理する。 インスタンスはOnline InstanceBatch InstanceLogging Instanceなどがある。

アドミンポート番号およびヘルスチェックポート番号は、使用できるポート番号を割り当てInstance Execution Condition回数のヘルスチェックを実行した後、応答がない場合にFailoverされる。

info

基本的にオンラインインスタンスを登録する。もし, FEPで、バッチインターフェースを使用する場合は、 バッチインスタンスも追加登録する。

ノードインスタンスの関係情報

Node Management > Node-Instance Relation Informationでは、先に登録したノードとインスタンスの関係を定義する。

登録するノードで、マウスを右クリックして表示されるメニューからInstance Addボタンをクリックすると、関連ポップアップが表示され、当該ポップアップから先に登録したインスタンスを選択する。

インスタンス機関設定

オンラインインスタンスで処理する機関を設定する。

Node Management > Node-Instance Relation Informationで登録したインスタンス上で、マウスを右クリックして表示されるメニューから、Add Institutionをクリックする。 関連ポップアップが表示されるので、対象機関を選択して登録する。

機関を割り当てると、下の図のように、1つのインスタンスで、機関のすべてのコネクションを処理する方式でインスタンスが構成される。

下の図のように、1つの機関処理を複数のインスタンスで構成するには、コネクショングループにインスタンスを指定する設定作業を、追加で行う必要がある。

コネクショングループのインスタンス設定

コネクショングループにインスタンスを設定する方法は、下記のように、Connection Informationからコネクショングループを選択した後、インスタンス情報を設定する。

スケジューラーのインスタンス設定

スケジュール設定が必要なインターフェースを使用する場合、Node Management > Schedule Instance Relation Informationで、スケジューラーの実行インスタンスを設定する。

info

スケジュールを実行する場合にのみ設定し、バッチインターフェースおよびスケジュールを登録した後に実行する。