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Version: 3.4.4

設定

インターフェースの登録手順について、AP to APと重複する部分を除いた内容についてのみ説明する。

1. 電文レイアウト登録

送受信に使用される電文レイアウトを登録する。

2. SAFキュー情報の登録

SAFキュー情報は、SAF電文の保存、および保存されているSAF電文を処理する方法に関する情報である。SAFキュー情報の登録は、オンラインインターフェースでAPtoSAFを選択すると設定できる、SAFキュー情報ポップアップを利用して登録する。

各構成項目に関する説明は、下記のとおりである。

構成項目

☑ 基本情報

  • Topic Name : SAF電文を保存するキュー名を登録する。EAIでは、KafkaをSAFキューとして使用するため、Kafkaのトピック名を意味する。
  • Partition Count : SAFキューであり、EAIではKafkaを使用するため、Kafkaのパーティション数を意味する。 パーティション数はSAFキューにSAF電文を保存するか、SAF電文を受信システムに送信するためのスレッド数を決定する。
  • SAF Queue Server Info : SAFキューシステムに接続するための接続情報を登録する。 EX. localhost : 9092

☑ 追加情報

  • Waiting Time(sec) : 1つのSAF電文処理後、次のSAF電文を処理するまでの待機時間を登録する。
  • Instance ID : 受信システムにSAF電文を送信するためのインスタンスを登録する。インスタンスを登録すると、登録されたインスタンスで当該SAF電文を処理し、登録しない場合は、SAF電文を保存するインスタンスで送信も一緒に処理する。
info

EAIはSAF取引用のキューとしてKafkaを使用する。 SAFキュー情報にキュー情報を登録してもKafkaには当該キューが作成されないため、SAFキュー情報にキュー情報を登録したら、必ずKafkaに登録した情報と同じようにキューを作成する必要がある。

3. インターフェース登録

Interface Management > Online Interfaceを利用して登録する。 インターフェースID、インターフェース名はインターフェースを識別できる値で設定する。 各構成項目に関する説明は、下記のとおりである。

構成項目

☑ 基本情報

  • Interface Type : APtoSAF
  • Send System Code : 送信システムのシステムコード
  • Send Business Code : 送信システムの業務コード
  • Receive System Code : 受信システムのシステムコード
  • Receive Business Code : 受信システムの業務コード
  • Apply Date : 当該インターフェースを適用する日付。当日から実行する場合、今日より過去の日付を登録する。
  • Service Code : 呼び出す時に同じURLを使用し、共通部のサービスコードを使用する方式で共通部のサービスコードの値を登録する。 基本設定管理 > システム別業務でサービス呼び出し区分コードがURL方式の場合、代わりにコンテキストURLを設定できるが、これはURL単位で呼び出す方式の時に呼び出しURLを定義する。
  • Response Y/N : SAF電文保存後に送信システムに応答するかどうかを設定する。 「応答」を設定すると送信システムに応答電文を送信し、「無応答」を設定するとHTTP状態コードを正常の場合200、エラーの場合500と応答する。
  • SAF Queue ID : 当該インターフェースのSAF電文保存のためのSAFキューを登録する。
  • Request Flow ID :要求処理時に使用されるフローを設定する。

☑ 電文情報

  • Request Message Layout Name :送信システムの要求電文レイアウト
  • Request Header Message Transformation ID : 要求電文の共通ヘッダー部を変換するための変換情報

☑ 追加情報

  • Request User Process Program ID : 対内システムの対象サービス、または対外機関にサービスを要求する前に、特別な処理が必要な場合に設定する。
  • Transaction Control Code : 受信サービスの障害などによりインターフェースの取引を制御したい場合に使用する。 取引制御を行うと受信サービスに伝達されなかった場合、設定値によって無応答処理やエラー応答処理を行うことができる。 エラー応答プログラムは、エンジン設定時に定義される。
  • Throttle ID : インターフェースに適用する流量制御ポリシーを登録する。 処理件数(一定時間に処理する件数)方式に対応している。
  • Timeout Time(Second) : 応答がない場合にタイムアウト処理をするための時間設定

4. 電文変換の登録

送受信の電文レイアウトが異なるため電文の変換が必要な場合、電文変換情報を登録する。