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Version: 3.4.4

カスタマイズ

この章では、BXI カスタマイズについて説明する。

機関やチャネル、システムのインターフェース処理時に発生する、様々な要件に対応するために、プログラムを開発して適用できる。 カスタマイズしたプログラムは、Program Informationに登録してユーザープログラムとして使用でき、ルーターとして登録してフロー処理時に使用することもできる。

そのために、別途伝達されるbxi.extensionでソースを作成し、当該プログラムを登録する。

プログラム適用手順

  1. BXIサーバーに配布する。
  2. Base Setting Management > Program Informationを使って、開発されたプログラムを登録する。 システムプログラムであるかどうかは、User Programとして登録し、プログラム用途は開発したプログラムタイプによって異なる。 また、プログラムクラスは、パッケージを含めて入力する。 ex)bxi.extension.customizing.api.ErrorMessageCreate
  3. 登録したプログラムを配布する。
  4. プログラムを適用する設定画面からプログラムIDを設定する。
サーバー配布方法
  • 動的配布を使用する場合 : 開発したプログラムのclassファイルを、BXIサーバーにアップロードする。 アップロード位置は、システムパラメータのDYNAMIC_DEPLOY_PATHに設定した位置であり、Program Informationの配布ボタンで、エンジンを再起動することなく配布できる。
  • 動的配布を使用しない場合 : bxi.extension-{version}.jarでビルドして、エンジンのlibsにアップロードする。この時、エンジンを再起動する必要がある。

bxi.extension構造

bxi.extension.customizing.common

共通プログラムやUtilityプログラムが置かれているパッケージ。 また、カスタマイズプログラムで内部的に使用するVOが定義されたモデルが保存されるパッケージである。

bxi.extension.customizing.constant

Constant値を定義したプログラムが置かれているパッケージ。

bxi.extension.customizing.api

bxi.api-{version}.jarのインターフェースを実装したソースが置かれているパッケージ。 例えば、bxi.api-{version}.jarに標準電文処理関連のAPIが定義されたStandardCreateMessage ファイルがある場合、このAPIを実装したソースはbxi.extension.customizing.apiに保存する。

bxi.extension.customizing.process

org.apache.camel.Processor APIを実装したプログラムとその他ユーザーが開発したプログラムが置かれているパッケージ

bxi.extension.customizing.router

インターフェース処理のために、フローに追加するルータープログラムが置かれているパッケージである。 ルータープログラムは、org.apache.camel.builder.RouteBuilderを継承して実装する。