ISO8583
ISO8583電文情報
Message Management > ISO8583 Message Layout Information
で、国際標準電文であるISO8583電文を対内システム電文に変換して使用できる。
左のAdd ISO8583 Message Layout
ノードを右クリックして登録する。
構成項目
- Data Type : ISO8583電文のデータタイプ
- Bitmap Type
- Binary : ISO8583電文でBitmap項目のデータがBinaryであることを意味
- String : ISO8583電文でBitmap項目のデータがStringであることを意味。 StringタイプはBitmapが0xf3、0x38、...の場合、F338...形式で表現される。
- Bitmap Created Y/N ISO8583の応答電文を作成する際に、BitmapをBXIで作成するかどうか
- Message Layout Parsing Program ID : ISO8583電文を対内システム電文に変換するパーシングプログラムを選択する。 基本的にBXIで提供するプログラムを使用したり、ユーザーが開発したプログラムを使用できる。 選択したプログラムは、ISO8583の電文変換情報を利用して電文をパーシングする。
- User Program ID : 複数機関のISO8583電文パーシングのために共通で電文パーシングプログラムを使用する場合、ISO8583電文変換情報を利用して電文をパーシングした後、機関別に特殊処理を行いたい場合に使用するプログラムを選択する。
ISO8583電文変換
ISO8583電文それぞれの項目を、対内システム電文に変換するための情報を登録する。 ISO8583電文変換情報は、ヘッダー部の変換と個別部の変換に分けて登録する必要がある。
フィールド変換項目
- NO : ISO8583電文でのフィールドの番号
- Field Name : 選択した電文レイアウト電文のフィールド名
- Field Type : フィールドの長さが可変の場合、長さを表現する方式
- BCD : 可変長をBCD方式1桁で表現
- BYTE : 可変長をBCD方式と同じだが、長さを2に分けて表現
- LLVAR : 可変長を数字ストリング2桁で表現
- LLLVAR : 可変長を数字ストリング3桁で表現
- BINARY : 可変長をBinary(hex)で1桁で表現
- Include Length Field : フィールドの長さが可変の場合、長さに長フィールドの長さが含まれるかを選択
- Length Field Copied : 対内システムに電文変換時に長さデータを含むかどうか
- Transmission Data Length : 送受信されるフィールドの実際の長さ。固定長フィールドは、その長さ分だけ処理するため正確に入力する。
- Field Data Length : 対内システムに伝達する実際のフィールド長。 BCD方式は、1バイトに2桁の数字が保存されるため、伝送データの長さとフィールドデータの長さが異なる。