Version: 3.4.4

DBエージェント

DBエージェントは、BXIの代わりにデータソース情報を管理し、プロキシでDBにアクセスしてBXIがDBに直接アクセスすることを防止する。

Installation

Step1. unpack

伝達されたdbagent-0.0.1-distribution.zipをDBエージェント起動位置に圧縮解凍する。配布ファイルの構造は、下記のとおりである。

caution

DBエージェントサーバーは接続しようとするDBにアクセスできなければならない。

.
├── dbagent-0.0.1
│   ├── config
│   │   ├── application.yml
│   │   ├── logback.xml
│   ├── lib
│   │   └── dbagent-0.0.1.jar
│   ├── bxi-dbagent-boot.sh
└───└── README.md

bxi-dbagent-boot.sh : DBエージェント起動および終了用スクリプト
config/application.yml : DBエージェントの設定yml
config/logback.xml : DBエージェントのロギング設定xml
lib/dbagent-0.0.1.jar : DBエージェントjar

Step2. configuration

モニタリングインスタンスの用途に応じてapplication.ymlを修正する。

config/application.yml
server:
  port: 8080
  proxy-port: 3034
  threads: 256
  buffer-size: 8192
  connect-timeout: 2000

datasource:
  jdbc-url: jdbc:oracle:thin:@localhost:3034:ora11g
  username: fep344
  password: fep344123
#  encrypted-password: asw9RtjZ76dXOLSqkC+jKA==

database:
  url: localhost
  port: 1521

management:
  endpoint:
    health:
      show-details: always

logging:
  config: config/logback.xml

server.port : DBエージェントREST APIトムキャットサーバーのポート。 BXIからのアクセスが可能であり、BXIのデータソース情報には実際のDBポートの代わりにこのポートを入力する。
server.proxy-port : DBエージェントでDBにアクセスする際に、使用するプロキシポート。
server.threads : プロキシの時に使用するスレッドプールの最大数
server.buffer-size : プロキシデータIO時に使用するバッファのサイズ
server.connect-timeout : DBに接続する際に、使用する最大待機時間(ms)
datasource.jdbc-url : BXIにREST APIで返すJDBC URL。必ずDBエージェントのIPとプロキシポートを入力しなければならない。
datasource.username : BXIにREST APIで返す実際のデータソースユーザー
datasource.password : BXIにREST APIで返す実際のデータソースパスワード。当該値は暗号化して送信される。
datasource.encrypted-password : 暗号化したパスワードの場合に使用する。 datasource.passwordと重複使用すると、エラーが発生するので注意が必要である。
database.url : 実際にアクセスするDBのURL
database.port : 実際にアクセスするDBのポート
management.endpoint.health.show-details : DBエージェントヘルスチェック時に詳細情報を返す。設定内容の中でdatasource内容が変更された場合、エンジンで当該内容を自動適用しようとする場合に使用する。
logging.config : DBエージェントロギングの設定ファイル位置

Usage1 : スクリプト起動

スクリプトでインスタンスを起動する。正常起動すると、dbagent-0.0.1ディレクトリの下位にlogsディレクトリが作成される。

./bxi-dbagent-boot.sh start

Usage2 : Windowsサービスの登録

bxi-db-agent.service.exeを利用してサービスを登録する。もし、使用中のPCの.net frameworkバージョンが2.xのみインストールされている場合、bxi-db-agent.NET2.exeをbxi-db-agent.service.exeに変更して使用する。

bxi-db-agent.service.exe install

設定例

実際に接続するDBはURL 17.0.0.1の1521ポートで開かれており、DBエージェントは17.0.0.2の8080ポートで起動中であり、DBエージェントとDBは3034ポートで通信する。

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